「お見合い」という成長機会

「お見合い」と聞いて、大昔であれば料亭の座敷で向き合い「ご趣味は?」といった始まりから、会話もひと段落ついた頃に二人で少しばかり庭園を散歩する。といったイメージ。
 
しかし、現代の婚活サービスでのお見合いはホテルのラウンジ等を利用して少しカジュアルな傾向になっています。
といっても、もちろん節度のある服装で常識的なマナーやモラルを守って行われます。
 
何がカジュアルかというと、お互いに飾り立てて体裁を整えることなく、普段の日常が見えやすい環境になっているということです。
このお見合いスタイルは今の時代にとても合っていると思います。
しかし、普段の日常が見えやすいという良いところがある一方で、見え過ぎて次に進まない(交際成立)こともよくあります。
 
お見合いは普段出会うことのない出会いの場。
 
つまり、その日その時の印象が良くなければ次に進むことはないわけです。
 
もし、何度お見合いをしてもうまくいかないのなら、それは少しばかり体裁をとり繕っても隠しきれない弱点が見えてしまっているのかも知れません。

ただ、このことをきっかけに弱点に気づき素直に向き合うことが出来るのなら、それはまたとない成長の機会となります。
結果的にお見合いで得た経験は社会や人間関係においても生きるはずです。
そして、成長したその時だからこそ出会うご縁もあるものです。
 
良縁は思考と行動から。何事も前向きに。